ネスティングラック ~積み重ね可能なラック~
2022/02/07
基礎知識
ネスティングラックとは
倉庫や工場などでよく使われているスチール製の保管棚(保管ラック)のことをいいます。 一般的なサイズのネステナーの耐荷重は約1,000kg程で、ネステナーの背が高いものほど耐荷重は低くなります。 メーカーによってネスティングラック、ネスラック、ネステナ―、スタックテナー等と呼称されることがあります。
敷地の上空の空間を無駄にせず限られたスペースで最大限に荷物を保管することができ スペースを有効活用できます。 またフォークリフトで荷物やパレットをネスティングラックごと持ち上げて移動させることができるため、 倉庫内での配置の変更がしやすくなる点も人気の理由です。
正ネスティングラック
棚の荷物を入れる格子状の面が下段にあるタイプで、荷物をのせたままフォークリフトで移動や積み重ねができるので、倉庫内のレイアウトを頻繁に変える現場に適しています。
逆ネスティングラック
棚の荷物を乗せる格子の部位が上段にあるタイプで、1台で2段積みが可能になります。 パレットトップを使用しなくても保管効率が向上するので、より空間の有効活用ができます。 ただ1段目のパレットは地面に直置きとなり、ネスティングラックーごとパレットを移動させることができないため、 レイアウト変更が少ない場所に適しています。
主流なサイズ
1×1パレット用 =外寸W1350×D1200/内寸W1250×D1150
14×11パレット用 =外寸W1650×D1200/内寸W1550×D1150
パレトップ
正ネステナーの最上段を有効活用するオプション品です。設置した正ネステナーの最上段に1枚、設置することで 保管量が1段分増えます。パレトップ、トップなどと呼ばれています。
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