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使用済みフレコンバッグの処分方法|処分費用を削減するには?

使用済みフレコンバッグの処分方法|処分費用を削減するには?

2025/07/23

基礎知識

フレコンバッグ(フレキシブルコンテナバッグ)とは、農業や工業で用いられる合成繊維でできた大容量の袋状の容器です。使用したフレコンバッグの処分方法に困っている方もいるでしょう。

事業活動に伴い排出されるフレコンバッグは産業廃棄物に分類されるため、適切に処理しなければなりません。

そこで本記事では、使用済みフレコンバッグの処分方法や、処分費用の目安を解説します。記事後半では、処分費用を安く抑えるための方法もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

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使用済みフレコンバッグの処分方法は?

使用済みのフレコンバッグの処分方法は、以下の通りです。

必ず許可を得た業者に委託する
マニフェストを交付する
適切な処分が行われたかを確認する

それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

必ず許可を得た業者に委託する

使用済みのフレコンバッグを処分する際は、必ず産業廃棄物の収集運搬・処分の許可を得た業者に委託しましょう。廃棄物処理法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)では、産業廃棄物の収集運搬・処分を委託する際は、許可のある者に委託しなければならないと定められています。

事業活動で生じた廃棄物は、排出した事業者が自らの責任で適正に処理しなければなりません。これは「排出事業者責任」と呼ばれるもので、たとえ排出物を委託しても、その責任が免除されるわけではなく、適法な業者を選定する義務があります。

委託先が許可を取得しているか確認するには、直接問い合わせたりホームページをチェックしたりする他、産廃情報ネットの処理業許可情報検索産業廃棄物処理業許可 行政情報検索システムを確認しましょう。

マニフェストの交付を忘れずに

マニフェストとは、産業廃棄物の処理が適正に行われるよう、排出事業者が処理の流れを管理・記録するための書類です。廃棄物を処理業者に引き渡す際、排出事業者はこのマニフェストを交付することで、処理の各段階での進捗を把握できる仕組みとなっています。

フレコンバッグは産業廃棄物に分類されるため、マニフェストの交付が義務付けられています。虚偽の記載をしたり、必要なのにもかかわらず交付しなかったりした場合、罰則が科せられるので注意しましょう。

なお、マニフェストには紙マニフェストと電子マニフェストがあります。紙マニフェストは以前から用いられている方式で、保存の手間はかかるものの手軽に運用できる点がメリットです。オンライン上で管理する電子マニフェストは、関係する全事業者が加入しなければならないものの、事務作業を大幅に効率化できます。

適切な処分が行われたかを確認する

産業廃棄物の処理を外部の業者に委託する場合でも、その処理が適切に実施されたかを最終的に確認する責任は、排出事業者にあります。

廃棄物処理法では、処理の委託によって責任が完全に移転するわけではありません。処分業者からの完了報告を受け取るだけでなく、その内容が契約通りであるか、法令にのっとった方法で処理されたかを確認しましょう。不法投棄や不適正処理が後から発覚した場合、排出事業者が行政処分や刑事罰を受ける可能性もあります。

確実な方法は、排出事業者や中間処理業者が委託企業を訪問し、正しく収集運搬・処分されているかの現地確認を行うことです。努力義務ですが、愛知県や新潟県など一部義務化されている都道府県もあるので確認しましょう。

フレコンバッグの処分費用の目安

フレコンバッグの処分費用は、一般的に1平方メートル9,000円程度が相場です。この価格は、廃プラスチック類として分類される比較的状態の良好なフレコンバッグを前提としたものであり、著しい汚れや内容物が残っている場合などは、変動する可能性があります。

また、コンクリート片やがれきなどを詰めた状態で処分する場合、別途処分費用がかかることもあります。

フレコンバッグの処分費用を削減するには?

フレコンバッグの処分費用を削減するには、以下の方法があります。

複数の業者から見積もりを取る
あらかじめ清掃・圧縮する
ある程度の量がたまってから処分する
買取業者に売却する

それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。

複数の業者から見積もりを取る

産業廃棄物の処分費用を抑えるためには、複数の業者から見積もりを取って比較することが基本です。

業者によって料金体系や処分の方法、含まれるサービス内容が異なるため、単一の見積もりだけで判断すると、それが適切かどうかは把握できません。複数の見積もりを並べることで、それぞれの項目が明確になり、適正な価格帯や不要な費用が含まれていないかを確認できるでしょう。複数の業者に依頼することで、対応の丁寧さも比較できます。

相見積もりを依頼する際には、他社にも依頼していることを最初に伝えるのが基本的なマナーです。全ての業者に同じ条件を提示し、依頼内容や納期など必要な情報を明確に伝えることで、見積もり内容を比較しやすくなるでしょう。

あらかじめ清掃・圧縮する

フレコンバッグの処分費用をできるだけ抑えるには、事前に状態を整えておくことが重要です。

例えばバッグを折り畳んで体積を小さくすれば、運搬効率が向上し、収集コストの低減が見込めます。また表面の土や付着物を取り除いておくことで、処理工程が簡素になり、割安な料金で対応してもらえる可能性もあるでしょう。

反対に、泥や異物が多く付着している場合は、追加の清掃や分別作業が必要となり、費用がかさむ原因となります。内容物がある場合も同様に、追加の処理費用がかかることがあるので、なるべく安く抑えるためには清掃・圧縮を意識してください。

ある程度の量がたまってから処分する

フレコンバッグを複数まとめて処分することで、全体のコストを抑えられるケースがあります。

業者によっては数量が多いほど単価を下げられる料金体系を設けていたり、運搬効率の向上により割引が適用される場合があるのです。そのため少量ずつ依頼するよりも、一括で回収してもらう方がコストパフォーマンスが向上します。

また定期的に廃棄物が発生する事業者であれば、月ごとの定期契約を検討するのもいいでしょう。業者によってプラン内容は異なるため、事前に確認しておくことが重要です。

買取業者に売却する

ここまでは有償で処分する方法を解説しましたが、買取業者に売却する方法もあります。この方法の場合、処理費用を抑えつつ売却により利益を上げられる点がメリットです。

買取業者に売却する際は、以下のポイントをチェックしましょう。

状態は良好か
引取条件や送料の負担を確認する
対応エリアを確認する
業者の実績を確認する

破損や汚れのない状態の良好なフレコンバッグは、再利用可能と判断され、リユース品として買い取ってもらえる可能性があります。状態の良いフレコンバッグがあれば、買い取りを依頼してみましょう。

また、引取条件や送料の負担を確認しておくことも重要です。業者によっては対応エリア外となることもあるので、自社の地域がサービス対応かをチェックしておきましょう。

加えて、業者の実績も重要なポイントです。過去にフレコンバッグの買取実績があるか、高価買取をしているかなどあらかじめ調べておきましょう。

実際に依頼する際は、買い取りを依頼した後に引き取りされ、金額が支払われるという流れです。

まとめ

本記事では、工業や農業で使用されるフレコンバッグの処分方法を解説しました。

使用済みのフレコンバッグは産業廃棄物に分類されるため、必ず許可を得た業者に委託する他、マニフェストを交付し、最終的に適切な処分が行われたかも確認しましょう。

処分費用を削減するには、複数の業者から見積もりを取る、清掃・圧縮する、ある程度の量をまとめて依頼するのが効果的です。状態が良好であれば再利用価値があるので、買取業者に売却するのもいいでしょう。

キーフェル株式会社では、フレコンバッグの買い取りも行っています。フレコンバッグの売却を検討している方は、ぜひキーフェル株式会社にお問い合わせください。

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