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【基礎知識】木製パレットのメリット・デメリット/プラスチックとの違いも解説!|中古パレット(木製、プラスチック等)の買取・販売はキーフェルへ

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【基礎知識】木製パレットのメリット・デメリット/プラスチックとの違いも解説!

【基礎知識】木製パレットのメリット・デメリット/プラスチックとの違いも解説!

2023/03/10

基礎知識

パレットはすべての産業において欠かすことのできない物流資材です。


パレットがなければ、製造、保管、物流といった業務がストップしてしまうからです。


もし、倉庫などにパレットがなかったらどうでしょうか?

決められた場所に保管することも、別の場所に移動することもできなくなってしまうでしょう。


このように様々な分野で、パレットは日々活躍しています。


そんなパレットの中でも世界中で最も使用されているのが木製パレットです。


当記事では木製パレットに焦点を当て、どんなメリットがあり、他のパレットとどう違うのか、詳しく解説していきます。


木製パレット以外にはどんな種類がある?


パレットには木製のほかにプラスチックパレット、金属パレット、段ボールパレットなどがあります。


それぞれ用途が異なりますが、一般的な物流現場で使用されているのは、木製パレットと

プラスチックパレットです。


代表的なこの2つのパレットには、どのような違いがあるのでしょうか。


木製パレットとプラスチックパレットの違い 



木製パレットと、プラスチックパレットの違いはその用途にあります。


木製パレットは滑りにくく、静電気の影響を受けにくいため、主に印刷、製本など紙を扱う企業で使用されています。


木製パレットのデメリットとは 


木製パレットとプラスチックパレットの2種類について紹介しましたが、近年ではプラスチックパレットを選ぶ企業が増えつつあることも事実です。


その背景には木製パレットが抱えるいくつかのデメリットが関係しています。


木製パレットのデメリット 


木製パレットにはプラスチックパレットに比べ以下のようなデメリットがあります。


1. 通常の温度環境や室内での耐久年数はプラスチックに比べ短い。

2. 水による腐食を起こしてしまう事があるため、洗浄ができない。


1に関しては、室内環境にて、通常の用途で使用した場合、プラスチックに比べ、木製は耐用年数が短い傾向があります。


ただし、この問題には解決策がありますので次章で解説します。


2に関しては、木材という性質上水に弱く、パレットが汚れてしまったからといって水などで洗浄することはできません。

そのため食品等の衛生管理が必要な場所での使用には制限がある場合が多くなっています。

では、なぜこのようなデメリットがありながらも木製パレットは、世界で最も使用されているのでしょうか?

そこには、このデメリットを上回るメリットがあるからに他なりません。

次章では木製パレットのメリットについて解説していきます。


木製パレットのメリット


木製パレットが世界中で使用されているのには理由があります。


その理由を様々な角度からご紹介します。


木製パレットは安価 


プラスチックパレットは木製パレットに比べ価格が高くなっています。

その理由は、プラスチックパレットを生産するためには金型が必要なため、購入価格が高く設定されていることが多いからです。


その点木製パレットは金型を必要としませんので、1枚当たりの単価が安くなっているのです。


用途に合わせたサイズ選びが可能 


木製パレットは、用途に応じたオーダーメイドに対応しています。


プラスチックパレットのように金型を必要としないので、保管場所や運搬する荷物に合わせて様々なサイズでの製作が可能なのです。


比較的サイズの小さな機械などの運搬にはオーダーメイドの木製パレットが使用されることがあります。


高温・低温環境に強い 


木材を使用しているため、高温や低温でも劣化しにくい特徴があります。


プラスチックは高温、低温環境により変形したり割れやすくなったりしてしまう事があるので、過酷な環境になればなるほど木製パレットを使用することが多くなります。


補修により再利用が可能  


木製パレットは、部分的に破損した程度であれば補修して再利用が可能です。


かたやプラスチックパレットは一度破損してしまうと補修することはできないので、再利用ができません。


これこそが、木製パレットのデメリットで挙げた耐久年数の短さに関しての解決策となります。


破損が確認できたら新しい木材に交換して補修することで、耐久年数を伸ばすことができるのです。


環境負荷が小さい


近年環境負荷への意識が高まり、特に欧米諸国を中心に脱プラスチックの流れが高まってきています。


不要になったパレットは焼却処分をされることも多いですが、木製パレットは焼却の際のCO2排出量がプラスチックパレットに比べ1/3と非常に環境にも優しくなっています。


また、近年では綺麗な状態のパレットを解体し、テーブルや壁材などに使用する新たな試みも行われています。


まとめ


木製パレットのメリットや、プラスチックパレットとの違いについて解説してきました。


その特徴や、なぜ世界で選ばれているのか、以下にまとめました。



耐久年数は短いが補修により再利用が可能である。

コストの面ではプラスチックパレットをはるかに上回り、オーダーメイドの作製も可能。

高温、低温など厳しい環境に強い。

処分時のCO2排出量の少なさや、木材としてのリサイクルなどプラスチックパレットに比べ、環境負荷が小さい。


木製パレットには、デメリットを大きく上回るメリットがあることを解説してまいりました。


このような様々なメリットを踏まえて、木製パレットを利用することを推奨します。


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