中古パレットをできるだけ高価買取してもらう方法とは？　買取条件や事例、買い取りの流れも紹介！｜中古パレット(木製、プラスチック等)の買取・販売はキーフェルへ

2024/04/09

物流業界に欠かせないマテハン資材の一つ、パレット。使用済みのものが倉庫に山積みになって、スペースを圧迫していないでしょうか。

状態が良いパレットは、中古市場でその多くが取引されています。せっかく売却するなら、できるだけ高価買取してもらいたいと考えている方も多いでしょう。そのためには、売却の条件や高価買取を実現するためのポイントを押さえておく必要があります。

そこで本記事では、中古パレットをできるだけ高価買取してもらう方法をご紹介します。記事後半では、買取条件や事例、買い取りの流れも解説するので、ぜひ参考にしてください。

中古パレットの買取条件

中古パレットの高価買取を実現するには、まずは売却できる状態であることが欠かせません。そのためには、以下のポイントを押さえておく必要があります。

●      リユース可能な状態である

●      同じサイズごとにまとめてある

●      まとまった枚数がある

●      対応可能な地域にある

●      製造元や企業名の印字が入っていない

それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

リユース可能な状態である

大前提として、リユース可能な状態であることが欠かせません。

買い取られたパレットは修繕が施され、再利用可能な状態にしてから、販売先に売られます。あまりにも汚れや損傷がひどかったり、著しく劣化していたりすると、そもそも買い取ってもらえない可能性があるでしょう。

仮に買い取ってもらえたとしても、買取価格に影響します。

同じサイズごとにまとめてある

パレットは、同じサイズごとにまとめておきましょう。サイズがバラバラだと、以下に挙げる不都合が生じます。

●      縦に積み上げられないので、スペースを消費する

●      買取業者の査定業務に支障をきたすため、取引がスムーズに進行しない

●      効率良く運搬できないので、運送コストがかさむ

なおキーフェルの買取サービスでは、サイズが揃っていればどのようなサイズのパレットも買い取りしています。不要になったパレットをお持ちの際は、ぜひ弊社の買取サービスをご利用ください。

まとまった枚数がある

まとまった枚数があるかも、買い取ってもらうための重要な条件です。企業によっては、「100枚以上」「200枚以上」などのように最小出荷枚数を設け、それに達していない場合、買取対象外となるケースがあります。

何枚以上で買い取ってもらえるのかの詳細は、買取業者に確認しましょう。キーフェルの買取サービスでは、木製・プラスチックの最小出荷枚数を50枚と定めているので依頼の際は、50枚以上を準備しておいてください。

なお、まとまった枚数に達するまでは買い取りを依頼できないケースが多いため、工場内や倉庫の空いたスペースで管理することになるでしょう。パレットを高く積み上げすぎると、不安定になり転倒リスクが増加します。実際に死亡事故も発生しているため、安全を確保するためにはパレットを適切に積み上げ、一定の高さ未満に保つことが重要です。

対応可能な地域にある

買取企業が対応可能な地域にあるかも、依頼前に確認してください。対応可能エリア外の場合、そもそも買い取りしてもらえないケースが考えられるでしょう。

買取業者に中古パレットを回収してもらう場合、持ち込みと引き取りの2パターンがあります。

対応可能エリア外であっても、持ち込みにより買い取りを依頼することは可能です。仮に持ち込みにより買取依頼ができるとしても、運送費用がかかるため、コストが利益を上回る可能性があります。そのため、事前に予想される運送費用と買取価格を比較し、持ち込みによるメリットが上回るかを検討してください。

なおキーフェルの買取サービスは、全国に対応しています。積み込み業務はお客さまご負担ですが、手配や費用はかからないので手間を取らせません。

製造元や企業名の印字が入っていない

買取依頼する前に、製造元や企業名の印字が入っていないかを確認しましょう。業者によっては、こうしたパレットは買取対象外となるケースがあります。

売却する企業側が所有権を破棄すれば、売却も可能となる場合もあります。しかし、リスクも伴う点は念頭に置いてください。例えば、自社の知らない場所でブランドイメージが毀損されたり、不正転売されたりするなどです。

中古パレットを高く売るポイント

中古パレットを高く売るポイントは、以下の通りです。

●      劣化する前に売る

●      木製・プラスチック製のパレットを中心に売る

●      複数の業者から相見積もりを取る

それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

劣化する前に売る

劣化する前に売るのが、高価買取を実現するために重要なポイントです。売却する際は、パレットが以下の状態になっていないかを確認してください。

●      ひび・割れしていない

●      板抜けがない

●      腐食していない

●      汚れやダメージがひどくない

特に自然素材でできている木製パレットは湿気や雨風、紫外線に弱いのでなるべくきれいな状態で保管しましょう。そして売却することを決めたら、早めに買取業者に問い合わせてください。

木製・プラスチック製のパレットを中心に売る

一口にパレットといっても、その種類は以下に挙げるようにさまざまなものがあります。

●      木製パレット：木材を材料とするパレット。製造コストが低く、生産台数が最も多い。

●      プラスチックパレット：ポリエチレン（PE）やポリプロピレン（PP）などの合成樹脂を主材料に製造されるパレット。木製パレットに次ぐ生産量。

●      金属パレット：スチールやアルミニウムなどを原料とするパレット。強度が高く破損しにくい。

●      紙パレット：段ボールや再生紙などが原料となるパレット。リサイクル可能な素材から製造されており、環境負荷が小さい。

木製・プラスチック製のパレットは、その汎用性の高さから多くの業界で用いられています。そのため、特に状態が良好できれいに保管されているものは中古市場でも需要が高く、高価買取に期待できるでしょう。高価買取を実現するためには、標準的なサイズの木製・プラスチック製パレットを中心に売るのがポイントです。

耐久性と強度が高く、清潔さを保ちやすい金属パレットは木製・プラスチック製パレットと比較して生産台数が少ないものの、医薬品産業や食品産業などでは需要があります。廃棄予定のものがあれば、金属パレットも買い取りを依頼してみると良いでしょう。

なお、紙パレットは一般的に1回きりの使用を想定したディスポーザブルパレット（ワンウェイパレット）として用いられています。強度の観点から繰り返し使うことが難しいため、木製・プラスチック製パレットなどと比較して中古市場での取引は活発ではありません。

複数の業者から相見積もりを取る

高く売るためには、複数の業者から相見積もりを取ることが欠かせません。条件や買取価格を比較できるので、高価買取を実現できます。

業者を選ぶ際、買取価格が気になるところですが、「古物商の義務を遵守しているか」「買取実績は豊富にあるか」なども確認しましょう。

中古パレット買取事例

ここでは、キーフェルの中古パレット買取事例を木製・プラスチック製に分けてご紹介します。

木製パレットは標準サイズの1,100×1,100mmの買取価格が50円（0〜100円）、他サイズは30円（0〜100円）が相場です。

プラスチック製パレットは、サイズや仕様が統一されているかで異なります。

●      1,100×1,100mm（仕様統一）：600円（100〜600円）

●      1,100×1,100mm（仕様混合）：500円（100〜500円）

●      他サイズ（仕様統一）：300円（100〜500円）

●      他サイズ（仕様混在）：300円（100〜300円）

なお、ここで紹介した買取価格はあくまでも一例なので目安程度にしてください。実際の買取価格は、パレットの状態や数量により異なります。状態や数量によっては、買取対象外となるケースもあります。

中古パレットの買取の流れ

中古パレットの買い取りの流れは、以下のステップに従って進めていきましょう。

●      業者へ連絡を取る

●      見積もりをもらう

●      持ち込み・引き取りでパレットを渡す

それぞれのステップでやるべきことなどを解説します。

業者へ連絡を取る

まずは、メールや電話、LINEなどを通して買取業者と連絡を取りましょう。事前に売りたいパレットの素材や台数、状態などを伝えておくと取引をスムーズに進められます。

なおキーフェルの買取サービスでは、LINEを利用し画像での買取査定・最短即日査定が可能です。必要があれば、現地に弊社スタッフがお伺いします。

見積もりをもらう

現調視察もしくは画像による査定が終了次第、買取業者に見積もりを出してもらいましょう。先述したように、高く売るためにはここで複数の業者に相見積もりを取るのが重要です。

複数の買取業者の条件を確認し、依頼先を決めたら契約に移ります。急ぎで買取先を探してもらいたい場合は、事前に業者に伝えておきましょう。

持ち込み・引き取りでパレットを渡す

販売先が見つかり次第、持ち込みもしくは引き取りで買取業者にパレットを渡します。

持ち込みは一般的な回収方法で、パレットを買取業者の元へ直接運搬します。仮に対応エリア外であっても、持ち込みには対応しているケースがあるので確認してみましょう。ただし、持ち込みには手間とコストがかかるため、大量に輸送するのが難しい点には注意してください。

引き取りは自社で運搬する必要がなく、手間はかかりませんが業者によっては手数料がかかる場合もあります。手数料が高いと、せっかく高値で売却できても利益を圧迫しかねないので、確認してください。

なお、キーフェルの買取サービスでは積み込み作業自体はお客さまご負担ですが、引き取り・手配費用はかかりません。

まとめ

本記事では、中古パレットの買取条件や高価買取のためのポイント、買取事例、買取の流れを解説しました。

中古パレットを買い取ってもらうには、リユース可能な状態であること、同じサイズにまとめてあること、製造元や企業名の印字が入っていないことが条件です。

その上で高価買取を実現するには、劣化する前に売る、木製・プラスチック製のパレットを中心に売る、複数の業者から相見積もりを取るなどのポイントを意識してください。

キーフェル株式会社では、中古パレットの買取サービスを提供しています。買取査定は最短即日で、LINEで写真を送れば完結します。中古パレットの高価買取を実現したい方は、ぜひ当社の買取サービスをご利用ください。